評価額6億ドルのNFT企業
ジェイコブ・ホーン（Jacob Horne、29歳）は、暗号通貨取引所のコインベースでのキャリアを捨て、2020年にNFTスタートアップの「Zora」を仲間と設立した。同社は今年5月、5000万ドルを調達し、評価額は6億ドルに達した。
電気工学の学位を持つウィズダム・ケイ（Wisdom Kaye、21歳）は、ファッション関連の動画をソーシャルメディアに投稿し始めて数カ月後の2020年に、大手モデル事務所のIMGと契約した。彼は1100万人のフォロワーたちの後押しを受けながら、メンズウェアに新風を吹き込もうとしている。
ハーレムを拠点に著名人の撮影を専門とする写真家、フロ・ンガラ（Flo Ngala、27歳）は今年、黒人女性として初めてヴォーグから同社最大のイベントであるメットガラの撮影を依頼され、歴史に名を刻んだ。
フロ・ンガラ（Photo by Johnny Nunez/WireImage）
マリ系カナダ人のキュレーター、ハンナ・トラオレ（Hannah Traore、27歳）は、ニューヨークのロウアー・イースト・サイドに自身の名を冠したギャラリーをオープンし、アーティストたちにプラットフォームを提供している。
2度の脳腫瘍を克服したトレ・シールズ（Tré Seals、29歳）は、10代の頃からグラフィティ風の名札をクラスメートに売っていたという。彼のタイプファウンドリー（書体をデザインする会社）のVocal Typeは多様性を重視し、「メンフィスの清掃員ストライキ」などの事件を題材にしている。彼の作品は、BLM運動の壁画やアマゾン労働組合のポスターなど、様々な場所で見ることができる。
（forbes.com 原文）
