30U30

2023.01.01

米フォーブスが選ぶ「30歳未満」、ファイナンス業界の革命児たち

ハム・セルンジョギ(c)Chipper Cash


世界最大のヘッジファンドに勤務する27歳


本年度のリストには、伝統的な金融大手企業からも複数の若手が選出された。世界最大のヘッジファンドとして知られる「ブリッジウォーター・アソシエイツ」でマクロ経済リサーチチームを率いるケイト・ダンバー(27)もその一人だ。彼女は入社から5年足らずで現在の地位を獲得し、同社の投資委員会の最年少メンバーとして、コロナ禍とそれに伴う経済ショックを検証する研究を推進した。

運用資産が580億ドルとされる「ミレニアム・マネジメント」からスピンアウトしたクオンツ・ヘッジファンド「ワールドクワント」のポートフォリオマネージャーを務める28歳が、エリック・レイ(Eric Lei)だ。16歳でワシントン大学に入学し、コンピュータサイエンスを専攻した彼は、カーネギーメロン大学で機械学習の博士号を取得。人工知能や機械学習、統計学を駆使した証券取引を行っている。

本年度の「30 アンダー30」の全メンバーはフォーブス英語版サイトで公開されている。

forbes.com 原文

著者=Maneet Ahuja, Nina Bambysheva, and Michael del Castillo 編集=上田裕資

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