バフェットも注目、SNSで人気を集めた「スクイッシュマロ」とは

Getty Images / Squishmallows


すべての種類のスクイッシュマロには、名前と「スクイッシュデート(誕生日のようなもの)」、バックグラウンドストーリーがある。世代を超えて人気を集める大きな理由の一つになっているのが、こうした要素だとみられている。

発売当初は8種類のスクイッシュマロを3サイズで展開していたが、その種類は現在、およそ3000にまで増加。販売数は世界全体で2億個を超えている。

人気をけん引しているのは、主にZ世代の若者たちだ。スクイッシュマロが大好きだというキム・カーダシアンやレディー・ガガ、TikTokスターのチャーリー・ダミリオといったインフルエンサーたちの投稿が、この世代における需要を後押ししている。

こうしたスクイッシュマロの人気は、米コレコ・インダストリーズ(Coleco Industries)が1982年に発売した「キャベッジパッチキッズ(キャベツ畑人形)」を思い出させる。

頭はプラスチック製、本体は布製のこの人形は、発売から3年連続で大きく売り上げを伸ばし、玩具業界における数々の記録を塗り替えた。クリスマスには特に、プレゼントとして大人気を博した。そして、人形のほかにも子供服や寝具類、ボードゲームなど、何種類もの関連商品が発売された。

ジャズウェアもスクイッシュマロの人気を受け、これと同様の計画を立てている。今後はぬいぐるみにとどまらず、衣料品や文房具などの関連する商品を増やし、世界的な人気を確立することを目指している。

forbes.com 原文

編集=木内涼子

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