鳥貴族社長に聞いた「トリキに行ったらどう注文するか、何で飲むか」

「鳥貴族ホールディングス」大倉忠司社長


──ありがとうございます。振り返りますと、前半はスピードメニューでじっくりと、後半は勢いよく、たたみかけるかのごとく注文していく感じですね。
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お店に行くときは連絡なしで突然行かれますか?

役員で2班に分かれて、月に5店舗ずつ回るルールがあるんです。店のチェックというよりは、店長とのコミュニケーションが目的ですね。その際は「おしのび」ではなく、事前に連絡して訪店します。

プライベートでいきなり行くこともありますね。店員たちに気付かれないときもたまにあります(笑)。
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父親が居酒屋へ連れて行ってくれた


──子どもの頃好きだった食べ物は何でしたか?

小学生の頃はハンバーグやカレーライスが好きでしたね。母親がたまに焼き鳥をつくってくれて、ご馳走でした。

父親はたまに居酒屋へ連れて行ってくれていました。居酒屋のメニューは、子どもにとって美味しくて仕方がないんですよね、串カツとか焼き鳥とか。だから、早く大人になりたいと思っていました。



──息子さん(関ジャニ∞・大倉忠義氏)について少しだけお聞かせください。親子で「鳥貴族」に来たことはありますか?

まだ中学生ぐらいのとき、ジャニーズのメンバー何人かと一緒に連れて行ったことがありますよ。

──その際、息子さんたちは何を注文していましたか?

やっぱり焼き鳥中心でした。あとは唐揚げとフライドポテト。まだまだ食べ盛りでしたから、ウーロン茶やジュースで「貴族焼」なんかの大きいものをよく食べていましたね。

──最後に、日本のビジネスパーソンに「鳥貴族」をどのように楽しんでもらいたいですか?

私たちは、とにかくコストパフォーマンスが高いことが売りです。均一価格で明朗会計でもありますから、値段を気にせずに楽しんでいただけます。ですから、とにかく思い切り飲んで、思い切り食べていただけたらうれしいですね。

前編>>鳥貴族社長に聞いた「安くておいしい」はどう実現しているか はこちら



市島晃生(いちじま・てるお)◎1966年神奈川県生まれ。テレビディレクター、演出家。「食べ方学会」会長として同人誌「食べ方図説」発行人も務める。365日、不規則勤務を強いられる放送業界で苛酷な業務をこなしがら、今日の仕事と明日の充実のため、ベテランテレビマンならではの「一番おいしい」「完食」の奥義を追求し続けてやまない。グルメ、バラエティー番組を中心に「料理の鉄人」「ウンナンのホントコ」「マジック革命!セロ」「極皿食の因数分解」「奇跡の晩餐〜ダイニングアウト物語」などを担当。著書に『絶対にうまい食べ方』(2014年、中経出版刊)。J-WAVE「START LINE」内「FROM MY KITCHEN」では放送作家も務める。食べ方学会

インタビュー=市島晃生 文=松尾優人 編集=石井節子 撮影=曽川拓哉

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