鳥貴族社長に聞いた「トリキに行ったらどう注文するか、何で飲むか」

「鳥貴族ホールディングス」大倉忠司社長


「貴族焼」、最初は串ごとかぶりついてから肉を外す


──焼き鳥は串から外しますか?

メニューや人数によりますね。1人で「貴族焼」を頼む場合、最初はそのまま串でかぶりつき、途中からは肉を外します。2、3人で頼むときは最初から外しますね。



──串が2品きて、スピードメニューも残っていますね。

ビールがそろそろなくなってきた頃なので、ワイン、「トリキホワイト」を頼みます。

私は白ワインが大好きなんですよ。そして白ワインに合う「せせり」を追加しましょうか。鶏肉の中で「せせり」が一番美味しいと思っています。それから「豚バラ串焼」も。これも白ワインに合いますからね。

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──白ワインで「せせり」と「豚バラ串焼」を楽しむわけですね。お酒が進みそうです。

「せせり」を頼んでしまうと、おそらくピッチが上がって早くももう1杯、「トリキホワイト」を頼むと思います。そして「トリキの唐揚」をひとつ。唐揚げは絶対に注文しますね。好物であるからもありますが、味の確認を兼ねて、でもあります。

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このあたりで「ふんわり山芋の鉄板焼」を挟んでブレイクタイムにするのもいいですね。そして、ここが大切なのですが、この辺で一緒に「とり釜飯」を注文しておきます。30分ほどかかりますからね。

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飲み物も白から赤に変えて、「トリキレッド」をひとつ注文します。

「とり釜飯」の注文の仕方に技がある


そして、まだおなかが空いている場合は「ポテトフライ」。摘まんでいるともう1杯、「トリキレッド」が欲しくなるでしょうね。「ポテトフライ」と「トリキレッド」を楽しみながらゆっくりと「とり釜飯」を待ちます。「ポテトフライ」にはケチャップとバターの2種類のソースがありますが、バターがオススメです。

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そしてワインを飲み終わる頃に釜飯がやって来る、という寸法です。

──早めに飲まないと、赤ワインと釜飯はかち合ってしまいそうですからね。

そこはきちんと計算して飲み切りますよ(笑)。

最後に「とり釜飯」をみんなで分け合って、それでおしまいですね。

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──1人のときも釜飯を注文されますか?

1人のときは少し軽めに「焼とり丼」や「とり白湯めん」で済ませます。
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インタビュー=市島晃生 文=松尾優人 編集=石井節子 撮影=曽川拓哉

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