奄美大島唯一の天然温泉&こだわりのアメニティ
アクティビティや料理だけでなく、このホテルのおもてなしは、アメニティにも発揮されている。シャンプーなどは、美容通が愛するアロマセラピー・アソシエイツ、ドライヤーはスピーディに乾かせるイオン搭載のサロニア。さらに海を眺めながら入る露天風呂では、奄美大島唯一という褐色の天然温泉が楽しめる。そして、部屋のキーホルダーは、オーダーメイドで作られた玉虫色に輝く奄美大島産の夜光貝という洒落た演出も。
心と体を解放する、自分の拠り所となるのが真のリトリート
今回の参加者は、第一線で活躍する経営者や起業家の男性が多かったが、なかには、病院を営む夫と都内に居住し子供をシッターに預けてひとりで参加した女性や、現役タレントなど、様々なターゲット層で構成されていた。
名古屋から参加したアナザーフォースコンサルティング/代表取締役社長の杉山正和さんは、全く興味のなかったリトリートに今回初体験。
「このツアーに誘われた瞬間、仕事優先の自分自身を省みて『これは、絶対行かなくちゃ!』と(笑)。ゆっくり休みたいけど、時間や機会がとれない。だから無理矢理こういう環境に身を置くのもいいかなと考えて」。早朝、鳥の声や波音を聞きながら精神を整えるヨガに感銘を受けた。「五感が研ぎ澄まされるって、こういうことかと、今まで知らずに殻に閉じこもっていた自分自身と向き合うことができました」
東京から参加したX-HEMISTRY(ケミストリー)CEO/FOUNDERの新貝文将さんも、今回のリトリートで、十数年ぶりに受けたヨガにリフレッシュされた。
「誘われるがまま参加して、リトリートの定義を深く考えてもいませんでした。でも理屈抜きに気持ちいい!普段いかに緊張を強いられていたかと思うほど(笑)、ヨガで呼吸が整うのを実感できました。奄美大島のロケーションでマリンスポーツも楽しんで、大人の遠足ではないですが、心と脳に効く本当の意味でのリトリートを理解できたように思います。東京に戻ってヨガを再開しようかな?」と意識が少し変化した様子。
もはやリトリートとは、キャリア女性が自分へのご褒美として参加するコアな対象のものというイメージから、年代や男女を問わず、心と体を解放する、自分と向き合う心の拠り所へと裾野が広がってきている。