・グローバル・デトロイトの報告書によると、過去13年間にわたって、ミシガン州の学校を卒業した留学生の60%が、OPTを使ってミシガン州で働いた。研究の結果、学生たちは貴重な訓練を受けながら、労働市場における重要な役割を担っていることがわかった
・ノースフロリダ大学の経済学教授であるマデリン・ザボドニーは、OPTに関する約10年間のデータを調査し「結果的に、OPTプログラムはSTEM分野の米国人労働者の就業機会を減少させていないことが示された」と結論づけている。NFAPの調査では「米国人労働者の数に対して、OPTが承認された留学生の数が多いほど、米国人労働者の失業率が低くなる」という結果が出されている。また「データの分析によると、STEM職種の労働者に占めるOPTを行う留学生の数が多い地域では、失業率が低くなっている」という
・FWD.usのレポートによれば、米国に永住権(グリーンカード)取得のための優れたプロセスがあれば、今後10年間毎年最大10万人の留学生が卒業後に米国に滞在し、長期的に働くことになるという
ベイン、ペリ、ラウの研究により、米国が人材獲得競争に勝ち抜き、留学生受け入れのメリットを得ようとするならば、米国の政策は不十分であることが判明した。論文には「私たちの調査結果によれば、たとえ短期的であっても外国人卒業生の10%から20%しか米国で働かないが、これはおそらくビザや政策の制限によるものである。このことは、米国の大学が留学生を訓練することによって生み出している人的資本投資の、地域へのリターンを著しく減少させている」と述べられている
(forbes.com 原文)