同社はすぐに、大学がバーチャルなキャリアフェアを開催するための製品を発売した。雇用主はHandshakeのソフトウェアを使い、30分のグループミーティングや10分の学生との1対1のスケジュールを簡単に組むことができた。2021年には、Handshakeは約6000の就職フェアの開催を支援し、そのうちの4分の3はバーチャルなものだった。新型コロナはすべてを加速させた。2019年、Handshakeは954校と契約していた。2021年末には、その数は1399校に達した。
全米107校のうち66校のHBCUと、その他のサービスが行き届いていないコミュニティに対応する280校をプラットフォームに持つHandshakeは、#MeTooやジョージ・フロイドの抗議運動をきっかけに雇用者が約束した多様な雇用目標を実現するのにも役立っていると主張している。Handshakeの約1200万人のユーザーのうち、13%が黒人、12%がヒスパニックまたはラテン系、15%がアジア系、そして59%が女性であるという。
「Handshakeは、優秀な人材を見つけるための多くのデータを提供し、そのおかげで、リーダーシップや採用担当者と多様性の議論を進めることができます」と、語学教育アプリのDuolingo(デュオリンゴ)で大学の採用を担当するレニー・デイヴィスは述べる。