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2022.12.16

LinkedInなしで最初の仕事を獲得する方法

しかし、問題もある。多くの大学や就職サイトと同様、同社はどれだけの学生が実際にHandshake経由で就職しているのか把握していないのだ。リクルーターとつながった後、彼らは必ずプラットフォーム外でプロセスを継続する。ほとんどの学生や雇用主は、採用や内定についてHandshakeに報告しない。ロードが言えるのは、「これまで1%未満の大学しかHandshakeの利用をやめていません、なぜなら、Handshakeが、より多くの雇用者とより多くの学生に、より効率的に影響を与えることができるからです」。



Handshakeは、求人検索大手のLinkedIn(リンクドイン)、Indeed(インディード)、ZipRecruiter(ジップリクルーター)との厳しい競争にも直面している。これは求職者側だけの話だ。バージニア州に本拠を置くSymplicity(シンプリシティ)など、他のソフトウェアスタートアップも大学のキャリアセンターをターゲットにしている。ロードは、さまざまな関係者をつなぐ、より安価で直感的な方法を考え出すことで、堀を築いたと考えている。そうかもしれない。しかし、LinkedInの親会社であるMicrosoft(マイクロソフト)は、現在の時価総額が1兆8000億ドル(約245兆円)であり、堀も含めて簡単に買収できる可能性があることは注目に値する。

最大の試練は、経済、特にテック市場の弱体化だ。イーロン・マスクはTwitter(ツイッター)のエンジニア数千人を解雇したばかりだ。Meta(メタ)、Amazon(アマゾン)、Cisco(シスコ)など他の大手企業は、従業員数を減らしたり、Google(グーグル)の親会社であるAlphabet(アルファベット)のように採用を遅らせたりしている。

ロードは、心配はしていないと言う。雇用主は依然として、より安価で技術力の高い若い人材を求め、必要としている。さらに、Handshakeは特定の業界を対象にしているわけではない。大手テック企業が低迷している? 石油・ガス業界でのキャリアを考えてみてはどうだろう。「企業が恐れていた最初のパンデミックで私たちが見たのは、国内にはまだ技術的な才能に対する大きな需要があることでした」と、ロードは述べ、Handshakeにはまだ2億ドル(約273億)以上のVC資金があり、これが不況を乗り切る助けになっていると指摘する。
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翻訳=上西 雄太

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