発売後もiPhoneから乗り換えたユーザーの多くがべた褒めしています。どれほど良いスマホなのか、私も気になったので両方とも購入して試してみました。
サイズ感はiPhoneより若干大きめ
右がPixel7 Pro 左がPixel7
まずはサイズ感から。横幅に関しては、iPhone14 Proの71.5mmに比べて双方とも数ミリ大きいです。Pixel7 Pro とPixel7は横幅は1mmしか違わないので、「持ち感」に関してはPixel7とPixel7 Proとの間には、あまり差を感じません。
男性にしては手が小さめで、iPhone14 Proが片手で使うには限界の僕としては、Pixel7 Pro もPixel7も片手で使うのは若干厳しく、両手で使う機会が増えました。両手持ちによる使用感の低下が気になったのですが、この心配は杞憂に終わりました。
iPhoneユーザーがAndroidを使う際に感じがちな「違和感」がなかったからです。
ブラウザーなどのアプリでは画面の端をフリックすると「戻る」コマンドとなり、ジェスチャーでの操作が非常に快適でした。また、振動でのフィードバックも極めて「さわり心地」が良いものに仕上がっており、iPhoneユーザーがAndroidを使う際に感じがちな「違和感」はあまりありません。
iPhone SEシリーズや、iPhone Proシリーズのサイズ感をこよなく愛してるのでない限り、「使用感」で不満を感じることはないでしょう。
会議の議事録作成に役立つ「文字起こし」がスゴイ
では早速、1カ月使ってみて体感した、「凄かった点」を順に紹介していきましょう。
ZOOM等のミーティングの機会が増えるに従い、文字起こしや議事録にかかる時間を少しでも節約したい人も多いのではないでしょうか?
Pixel7 Pro、Pixel7はパワフルなチップセットである「Tensor G2」が実現した各種AI機能が評判です。
その中の代表例が、録音時のリアルタイム文字起こしです。
1分ほどYouTuberのヒカキンさんの動画でテストしてみたところ、「ブンブンハローユーチューブ」と「兄のセイキン」以外はパーフェクト。
実際にZOOMでの会議でも試してみたのですが、改行やタイムスタンプが適時入るため、発言主を判別しやすいのが便利。さらに文字列をタップすると録音箇所にスキップし再生確認が可能な為、もしも不自然な日本語で書き起こされている箇所があっても、再確認が極めて容易でした。仕事で実用できるクオリティの「文字起こし機能」と言えるでしょう。
録音場所や日付も、レコーダーアプリにある音声ファイル一覧に記録されるので、ファイルが増えても情報整理がしやすいのもポイントです。