Googleは、アップデートは今後数日から数週間の間に展開されると発表しているが、これは一部の人にとっては遅すぎることになるかもしれない。それ故に、今すぐGoogle Chromeをアップデートする必要がある。
強制的にGoogle Chromeのセキュリティアップデートを行う方法
Google Chromeのセキュリティアップデートは、ブラウザが最新の状態かどうかを確認することで「強制」することができる。これによって、送られてくるのを待つことによる「遅れ」を避けることができる。
「環境設定...>Google Chromeについて」をクリックすると、Chromeが最新版かどうかが確認され、最新版でない場合は自動的にダウンロードとインストールが開始される。なお、Windows版のChromeバージョン108.0.5359.94(一部のユーザーは108.0.5359.95)、MacおよびLinux版のバージョン108.0.5359.94は、更新後ブラウザを再起動しないと有効にならないので注意が必要だ。Android版Chromeの完全なパッチ適用済みバージョンは108.0.5359.79である。利用中のデバイスでこれが更新されていることを確認する必要がある。
今すぐChromeのバージョンの確認を
ウォルターは「この脆弱性の重大性は言い尽くすことができません。だからこそ、できるだけ早くChromeブラウザをアップデートすることをお勧めします」という。
なおBrave(ブレイブ)、Edge(エッジ)、Opera(オペラ)など、Chromium(クロミアム)エンジンをベースにした他のウェブブラウザのユーザーも、同じゼロデイ脆弱性によって影響がおよぶため、アップデートを確認する必要がある。
(forbes.com 原文)