バンクマン=フリードは、多くの人が、特にFTXの失敗で何十億ドル(何千億円)も失った投資家の多くが、彼を悪人とみなすだろうということに同意した。ステファノプロスはバンクマン=フリードに対して「多くの人があなたのことをバーニー・マドフ(有名な金融犯罪者)と重ねて見るでしょう」と語りかけた。バンクマン=フリードは「自分ではまったくそうは思っていません」と答えた。「でも、そう言われるのはよくわかります。みなさんお金を失ったのですから、本当に大金を失ったのですからね」
"I expect I’m gonna have nothing at the end of this."
— Good Morning America (@GMA) December 1, 2022
Former FTX CEO Sam Banキロメートルan-Fried sits down with @GStephanopoulos for a one-on-one interview following both companies in his cryptocurrency empire filing for bankruptcy last month. https://t.co/FxYbmQi92Z pic.twitter.com/lMviovTymN
しかし、バンクマン=フリードは、自分も被害者であると言いたげだった。一時は200億ドル(約2兆8000億円)の純資産があったのに、それが帳消しになってしまったのだ。ABCに語ったところによると、彼が現在持っているのはATMカードと10万ドル(約1350万円)ほどの現金の入った銀行口座だけだという。「このままでは何も残らないでしょう」と彼はいう。
FTXの本社があるバハマで行われたこのインタビューは、米国時間12月1日の朝、ABCの「グッド・モーニング・アメリカ」の中で放映された。バンクマン=フリードは、FTXの社員が流した違法薬物使用や、すべてが崩壊する前の社内の乱痴気パーティーの噂について言及し、薬物使用を目撃したことはないし、彼個人が職場で飲酒することもなかったと述べた。