22年1〜3月に価格が上昇した品目は3553品目だったが、23年の同時期は4167品目に上ると予想される。
食品分野が最も多く、加工食品が全体の半数を占める。冷凍食品類のほか、小麦製品や水産缶詰といった品目での値上げが目立つ。
さらに23年中の値上げを見込む食品の値上げ率平均は17%に達し、22年通年に比べてもポイント上昇するという。
ただ、年内の「値上げラッシュ」は 10月を山場としてピークアウトしており、12月の値上
げも限定的。帝国データバンクはリリースで「年末までの短い間、消費者生活面では新たな『値上げ』から距離を置くことができそうだ」とコメントしている。