リアルもバーチャルも 2022年下半期10代女性トレンドランキング
一方、2022年下半期の10代女性トレンドランキングでは、「SNSミーム」(SNS上で模倣されながら拡散されていく流行ネタ)部門で男性アイドルグループ「THE SUPER FRUIT」のデビュー曲「チグハグ」が1位に輝いた。
2位には、曲に合わせてあざと可愛いいダンス動画やメイク動画が撮れると10代女性から人気を集めたクリエイターユニット「HoneyWorks」の楽曲「可愛くてごめん」がランクイン。3位には、今年6月公開のミュージックビデオでメンバー全員がダンスを披露し、YouTubeで2600万回以上再生されたロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」の楽曲「ダンスホール」が選ばれた。
さらにインフルエンサー部門では、1位に今年5月にデビューし、住民票、履歴書、胃カメラの結果などを公開するセンセーショナルな内容で話題を呼んだVTuberの「壱百満天原サロメ」が選出。2位には博多弁で面白くダイエット方法を発信するダイエット系YouTuberの「なるねぇ」、3位には韓国人TikTokerの「らん 란」が輝いた。
ほか、芸能人部門では1位にSnow Manの目黒蓮、2位に女優の川口春奈、3位に俳優でモデルの鈴鹿央士がランクイン。エンタメ部門では1位に「少年ジャンプ+」連載中でTVアニメ化もされている「SPY×FAMILY」、2位にTVドラマ「silent」、3位には映画「ONE PIECE FILM RED」を選出。
「アイテム」部門では1位に「アームウォーマー」、2位にフランスの伝統菓子カヌレをチョコやクリームなどでアレンジした「進化系カヌレ」、3位に「UHA味覚糖」から今年1月に発売され、即品切れ状態になった「水グミ」が選ばれた。
日本の総人口で14%程度を占めると言われるZ世代。少子化が進む中、多くの企業が彼らを取り込もうと注力している。ビジネスパーソンなら、一般教養として移り行く10代女性のトレンドを押さえておくことが役に立つかも知れない。今回紹介したトレンドキーワードのうち、あなたはいくつ説明できるだろうか。