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ビジネス

2022.11.30

「片頭痛アプリ」のスタートアップが1.5億円調達 潜在患者は1000万人

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CEOの川田裕美氏

頭痛をスマートフォンアプリで治療する。そんな未来に向けて開発に挑むのが、2021年10月創業のヘッジホッグ・メドテックだ。認知行動療法を用い、潜在患者1000万人とされる「片頭痛」の治療用アプリ実用化を目指す。

同社は夫婦で創業したスタートアップ。CEOの川田裕美(かわた・ゆみ)氏は大学を卒業した2012年以来、医療分野のキャリアを歩んできた。夫でCFOの石坂洋旭(いしざか・ひろあき)氏はモルガン・スタンレーなどで資金調達やM&Aに従事。医療とファイナンス、それぞれの得意分野を活かし、事業を進めているという。

現在は、薬事承認に向けて準備を進めており、来年中にも臨床試験(少人数の頭痛患者が対象)に踏み出す予定だ。

ただ、実際に患者がサービスを利用できるようになるまでには4〜5年がかかるため、ヘルスケアアプリの開発も進めている。

川田氏は展望を語る。

「非医療機器として一般の方向けに展開できたらいいなと考えてるところです。いつ、どれくらいの痛みが起きたのか、どこが痛いかを『頭痛ダイアリー』として記録し、受診を促すようなサービスを検討しています。そこでユーザーを獲得し、いずれ治療用アプリにも移行してもらえたら良い」

同社は11月30日、シードラウンドとして慶應イノベーション・イニシアティブ、スクラムベンチャーズ、DBJキャピタル、D4Vから1.45億円の資金調達を実施したと発表した。

治療用アプリで薬事承認を受けているのは、CureAppの高血圧治療補助と禁煙治療の2種類のみ。頭痛治療用アプリが実用化されれば、日本初となる。

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文=露原直人

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