ビジネス

2022.12.03 08:45

H&Mの期間限定コンセプトストア、NYブルックリンにオープン

Getty Images


店舗内のどこでもモバイル決済が可能だ。試着室にはスマートミラーも備わっている。客が選んだ製品のサイズやカラーなどを認識し、一人一人に合った製品やスタイリングをすすめてくるミラーだ。
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このスマートミラーは、前述のRFID技術により、客が試着室に持ちこんだアイテムの情報を取りこみ、製品データを集める。H&Mのリンダ・リー(Linda Li)によれば、米国のH&M店舗でスマートミラーを使うのは今回が初めてだという。

H&Mウィリアムズバーグ店は、現実世界の小売店舗が見直されつつあるタイミングでオープンする。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックに伴う2年間のオンラインショッピングを経て、実店舗訪問に対する消費者の関心は高まっているように見える。とはいえ、とりわけ混雑必至のホリデーシーズンの期間中に、買いもの客がこの新店舗にどう反応するかは未知数だ。

「消費者の求める買いものや交流、娯楽のかたちが変化するのに伴い、H&Mはお客様を重視しつつビジネスの変革を続けています」と同社は述べている。「H&Mは、常に現代文化とファッションが交わる場所に存在してきました。そして、ニューヨークを米国における拠点としてきました。H&Mにとって、ブルックリンを代表するウィリアムズバーグに進出することは、この場所を賞賛することにほかなりません」
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forbes.com 原文

翻訳=梅田智世/ガリレオ

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