2位は、楽天ペイでその差は-2.5ポイント。3位はd払いでトップとの差は-9ポイントとなっています。
PayPayは、「利用可能な店舗の検索の氏やすさ」や「メルマガやSNSなどによる適切な情報提供」によって大きく指標を伸ばし、楽天ペイは「ポイントの貯まりやすさ・還元率」や「利用履歴や獲得したポイントの確認のしやすさ」、d払いは「企業イメージ・ブランドイメージの良さ」や「利用開始の手続きのしやすさ」が評価されて、上位につながる結果になっています。
また、QRコード決済の利用頻度の調査をしたところ、「1か月に2~3回程度」がもっとも多いのですが、1週間に1回以上利用する人が約4割に上っており、買い物時の決済方法の1つとして認知度は高いのではないでしょうか。なお、上位3つのサービスでは1週間に1回以上利用すると回答した人は約5割と、利用頻度もより高くなっています。
今後もQRコード決済を利用するかについて11段階でたずねたところ、「推奨者」(推奨度9~10の回答者)は平均9.5ポイントと推奨度が高いほど継続利用したいという結果になっています。
QRコード決済は利用可能な店舗が広がっています。利用者がどの決済サービスに定着するかは、こうした評価によって大きく左右される可能性が大きいので、各サービスとも使い勝手のよさや魅力的なキャンペーンなどの展開に注力し、利用者の囲い込みを図っていくのではないでしょうか。