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2022.11.29 18:30

【11月第4週資金調達まとめ】VRメタバースの実現を目指すThirdverseが約20億円調達


Uniforce


調達額:2億円
調達先:MS・HAYATE1号投資事業有限責任組合 / エアトリ / Iceblue Fund有限責任事業組合 / ベクトル / その他投資家

決算開示に特化したスケジュール支援システム「Uniforce クラウド決算開示管理」などを提供するスタートアップ。

「Uniforce クラウド決算開示管理」は、一部の専門的な担当者にしか扱えなかった業務を可視化・共有化し、決算開示業務を最短・最適ルートへと導くスケジュール支援システム。

これまで煩雑だった決算開示業務を個別タスクに分解し、効率的なスケジュールとして再設計することができる。

また、法令改正に伴った開示項目の変更も都度アップデートしているため、法令改正の調査にかかる工数を削減し、開示情報の不足といったミスを防ぐことが可能だ。

さらに、プロジェクト全体の進捗から、遅延タスクの割合、書類別・個人別の進捗状況をリアルタイムに把握することができる。

管理者用と担当者用にレポートが分かれているため、担当者は自分のタスク状況も瞬時に把握することができる設計になっている。

そのほか、BPO代行業務や社外CFO業務、IPO支援業務などを展開する。

2022年11月にはMS・HAYATE1号投資事業有限責任組合、エアトリ、Iceblue Fund有限責任事業組合、ベクトル等を引受先とした第三者割当増資により、約2億円の資金調達を実施した。

調達した資金は採用活動・開発体制の強化に充当する予定だ。

Yanekara


調達額:1億6000万円
調達先:東京大学共創プラットフォーム開発 / 31VENTURES Global Innovation Fund 2号 / ディープコア

複数台のEVを太陽光発電で走らせることに特化した充放電システムを開発する東京大学発のスタートアップ。

同社は新たな充放電システムを開発し、遊休資産の状態にあるEVバッテリーを有効活用している。

EVの充放電はクラウドから全て自動で行い、EVなど多数のエネルギーリソースを群管理・制御する。

電力の需給調整を助けるだけでなく、ユーザーの電気代を削減する目的の制御も行う。

また、災害時にはEVを非常用電源として使うことで、停電していても最低限の電気とモビリティーを賄うことができる。

2022年11月には東京大学協創プラットフォーム開発、31VENTURES Global Innovation Fund 2号、ディープコアを引受先とする1億6000万円の資金調達を実施した。

調達した資金は更なるYaneBoxの実証実験の拡大およびYaneCubeの量産準備、充放電器やクラウドシステムの開発を担う人材の採用強化に充当する予定だ。

文=STARTUP DB

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