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2022.11.29

一挙公開! 日本のVC業界で活躍する女性15人

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長年、男性が多かったベンチャーキャピタル(VC)業界でも女性の存在感が増してきている。日本ベンチャーキャピタル協会(JVCA)の協力を得て、Forbes JAPAN編集部がピックアップしたVC業界で活躍する女性15人を紹介する。

Kanako Inoue 井上加奈子


NEXTBLUE, LLP マネージング・パートナー

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GCAサヴィアンでM&Aアドバイザリーに従事。BCGを経て、D4Vでベンチャーキャピタリストとして従事。2020年に日欧のスタートアップに出資をするVCファンドNEXTBLUEを設立。投資先のグローバル進出をサポート。慶應大学卒。Kellogg School of Management MBA。

印象的だった起業家・スタートアップ

INGENの櫻井杏子。起業後プロダクトをローンチするまでの1年間、1000件の農家さんのユーザーインタビューをしたといい、とても印象に残った。ユーザー視点と納得するまでやり切る姿勢に感銘を受け、出資を決めた。


Chiamin Lai 頼嘉満


UB Vetures マネージング・パートナー

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ERPベンダーのインテンシアで日欧のプロジェクトに従事した後、米系戦略コンサルのモニター・グループを経て、DCM Ventures入社。freee、Coubicなど担当。2014年に中国スタートアップHappy Elementsに参画。21年より現職。国際基督教大学卒、IEビジネススクールMBA修了。

印象的だった起業家・スタートアップ

担当したすべての起業家。ゼロイチでの経験が支援の質を左右するという思いから、スタートアップに参画。それをきっかけに「アジアから世界を狙う新産業を創造するスタートアップを支援する」というビジョンのファンドを始めた。


Kato Yukiko 加藤由紀子


SBIインベストメント 執行役員 CVC事業部長

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アイエヌジー証券を経て、SBIグループのバイオビジョンキャピタルの立ち上げに参画。2005年にSBIインベストメントに転籍後、国内外のベンチャー投資育成に携わる。16年からCVC事業部にてファンド運用。20年より現職。英ブリストル大学大学院修了、青山学院大学大学院MBA修了。

印象的だった起業家・スタートアップ

Ubieの共同代表で医師の阿部吉倫。テクノロジーで人々を適切な医療に案内することをミッションに掲げて、1100もの病名を推測する独自の疾患予測エンジンを開発し、精度85%という医師並みの鑑別精度を実現した。
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文=Forbes JAPAN編集部

この記事は 「Forbes JAPAN No.098 2022年10月号(2022/8/24発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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