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2022.11.27 08:00

薬やサプリの容器を堆肥に、プラごみ削減に取り組む米スタートアップ

Getty Images


キャビネット・ヘルスはそのほかにも、顧客により多くの選択肢を提供するため、コンポスト用の容器(コンポスター)、「ロミ」を開発、販売するピラ・アースと提携している。
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「ロミ」は、果物や野菜の切りくずなどを一晩で処理することができ、それらは栄養豊富な土として、庭や鉢植えの観葉植物に利用することができる。

木材パルプを使用したキャビネット・ヘルスのパウチは、湿気や熱に強く、また水分が漏れる心配もなく、米食品医薬品局(FDA)の安全基準をクリアしている。デザインの美しさも強みといえるパッケージは、一般的なプラスチック製のボトルより軽量である点も特徴だ。つまり、医薬品などの多くが配送されるようになっている現在、コストの面でもメリットがある。

2018年創業のキャビネット・ヘルスは、環境や社会に配慮した企業として、説明責任や透明性に関する一定の基準を満たした企業に与えられる「Bコーポレーション」認証を取得している。近く実店舗での販売も開始したい考えだという同社は、加入者向けの医薬品の配送も行っている保険会社との提携も検討している。
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キャビネット・ヘルスの製品はプラスチック廃棄物の量を削減することにつながるだけでなく、消費者の自宅のキャビネットの中やカウンターの上を整理整頓しやすくするという点でも、利点がある。

forbes.com 原文

編集=木内涼子

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