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2022.11.30

仕事もプライベートも何一つ諦めたくない。思い描く姿があるからこそ、今この理想の場所にたどり着いた

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冨樫可奈絵は、幼い頃からリーダーという立場に対して漠然とした憧れを抱いていた。

「父の影響が大きいかもしれないです。会社をつくり、家族のために一生懸命働く父の姿を見て、働く人ってかっこいいと憧れていました。そんな父の背中を見て、私も第一線でバリバリ働く人になりたいと思っていました」

時を重ね、彼女は広告業界に身を置く社会人となった。多忙な毎日の中に働く楽しさを見出し、本格的にリーダーになることを意識し始めた3年目。冨樫の脳裏によぎったのは「結婚や出産をしても、大好きなこの仕事を続けられるだろうか。プライベートを尊重しながらマネジメント職も目指せるのだろうか」という現実味を帯びた疑問だった。

“何か”を諦めなくてはならない。いつかそんな日が来るのかな......将来に不安を感じていた矢先、知人から紹介されたのが電通デジタルだった。

この会社ならば、これまでのように思いっきり仕事をしながら、理想のライフプランが描けるかもしれない──転職を決意してから3カ月後には同社にジョインしていた冨樫。一体何が彼女を突き動かしたのだろうか。

転職へと駆り立てたのは「広告業界で働き続けたい」という気持ち


「大学生の時、たまたま目にした動画広告に心を動かされて。それまで邪魔者としか思っていなかった広告が、一瞬にして“共感し得るもの”に変わりました」

広告に興味を持ったきっかけについて、冨樫は熱を帯びながらこう語った。

新卒でWeb専業の広告代理店に入社し、サーチ・ディスプレイ広告の運用コンサルタントとして腕を磨いてきた彼女。仕事の面白さが分かり始めてきた3年目、突如転職に踏み切った。

「知人から紹介された電通デジタルは、この仕事を長く続けていきたいと思う私にとって、理想的な環境だと思えたんです。

中でもかなり心に響いたのは、プライベートを尊重しながら働ける業務体制。業務効率化が進み福利厚生も充実している電通デジタルでなら、この業界でマネージャー職を目指しつつ、プライベートも大事にしていけるのではないかと思いました」

2021年4月、電通デジタルへジョインした冨樫。肩書は、前職と同じサーチ・ディスプレイ広告の運用コンサルタントであり、業務そのものはほぼ変わらない。しかし、見えてくる景色は格段に広がったという。

「クライアントと対面する機会が圧倒的に増えたのは、とても大きな変化でした。運営サイドにいる私から直接提案や報告をすることで、齟齬のない意思疎通ができ、コミュニケーションの一つひとつにも納得感が生まれる。時に提案に対して厳しく突っ込まれることもありますが、その分学びも多く、視野はかなり広がりました。

これは社内の営業担当との信頼関係がなければ、成し得ない体制だと思っています」

冨樫のクライアントワークに幅を持たせているのが、公募型の社内推進プロジェクトだ。組織を横断して最新の技術・テーマを追求するもので、いくつものプロジェクトが立ち上がっている。彼女は自ら手を挙げて、Yahoo!やGoogleプロダクトのSearch Ads360(以下SA360)といったマーケティングツールの活用を促進させるチームに参加している。

「各プロダクトは日々アップデートを続けているため、常日頃から触れておかないと、どんどんキャッチアップしづらくなり、気が付けば最先端から遠のいてしまう恐れも。こうした事態を防ぐため、プラットフォーマーの協力を得ながら積極的に自社の活用事例を増やし、そのノウハウを社内に共有しているんです」
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「質の向上」と「効率化」が共存する、絶対的な働きやすさ


社内の誰よりも早く最新のプロダクト仕様を学び、メリットを広めながら、事例づくりに奔走する──社内推進プロジェクトでの一連の活動は、冨樫自身のクライアントワークにも十二分に生かされている。

「例えば、求人サイトを運営している企業は『求人広告数と応募者数が比例する特性を把握しながらも、うまく広告施策に活かせない』という悩みを抱えていました。その話を聞いてすぐに脳裏にGoogleプロダクトであるSA360の活用がぱっと浮かんで。推進チームのメンバーに相談し、過去の配信事例を参考にしながら、企画を立案し、提案しました。

クライアントからは『まさにこういう施策が欲しかった』と喜ばれ、晴れて実施する運びになりました」

電通デジタルでは、このような社内推進プロジェクトのほか、部門を超えた知見共有も頻繁に行なわれている。加えて、冨樫が所属するプラットフォーム部門は、工数削減の取り組みにも積極的だ。

「レポートの型化や分析ツールの開発で単純作業が圧倒的に減り、本来注力すべき運用施策の考案やクライアントとのコミュニケーションに時間をかけられるようになりました。

例えば、広告入稿時のレギュレーション確認については以前の1/6ほどの手間で完了。重要なプロセスをツールで省力化できるのは、現場の人間にとって本当にありがたいことです」

かねてより仕事だけでなくプライベートも大切にしたいと考えていた冨樫。業務の質を高めながら、効率化していく電通デジタルの本質的な取り組みに、心から働きやすさを感じているようだ。

その証拠に、彼女はさらに一歩、会社との距離を近づけた。

互いを支え合うカルチャーが将来像を明確にした


「先日、改めて上司に『結婚、出産しても、仕事を極めて、チームにも貢献し続けていきたい』と伝えたんです。プライベートにまで踏み込んで話をしたのは、今回が初めてで。

そうしたら『全力でサポートするから頑張ってほしい』と」

ようやく切り出せた本心を、しっかりと受け止めてもらえた安心感──入社して1年あまりが経ち、冨樫はこの会社で働く将来像がより明確になったと語る。

「最近はトレーナーとして新入社員研修にも携わるようになりました。実は、漠然とマネジメント職への憧れを持ちつつもこれまでプレイヤー一筋だったため『本当は私には向いていないんじゃないか』と思いながら受けた仕事でした。でも実際にやってみるとすごく楽しくて。

とにかくトレーニーが可愛くて仕方ないんです(笑)。『彼ら、彼女らの目標達成のために、私ができることは何か』という視点で物事を考えられるようになったのは、私自身の進歩ですね。これまでは自分のことで精いっぱいだったので」

社会人になって初めて人に教える立場となり、早くも育てる面白さを知る......彼女のリーダーの資質がうかがえる。

「加えて、社内にロールモデルがいることも大きな励みになっています。

今案件でタッグを組んでいるマネージャーは、ベストな方向性を瞬時に見極め、毅然とした態度でクライアントに提案できる人。多くの後輩から慕われていて『かっこいい』『こうなりたい』と思える理想の女性リーダーです」
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周囲に“心を動かされる”ことが、自ら価値を創造する原動力に


「人の心を動かし、価値を創造し、世界のあり方を変える。」2022年4月、電通デジタルは新たなパーパスを掲げた。

冨樫は、この言葉をどのように受け止め、昇華しているのだろうか。

「私の仕事に対するモチベーションの源泉は『周囲に認められたい・期待に応えたい』という気持ち。電通デジタルに入って、部門を横断した関わりが増えたことで『認められたい・応えたい』の対象も広がりました。そして、上司も先輩も大半が“褒めて伸ばす”タイプ。『冨樫さんのこういう点に期待しているよ』といつも具体的な言葉を掛けてくださるので、その声に応えたいと思っています。パーパスで言うと、私自身が『心を動かされて』いるんですよね。

心を動かされた結果、情報収集の厚み、社内への発信量が増えました。いつしかその取り組みが、社内の知見や武器につながり、パーパスの『価値を創造する』に寄与できるのではないかと考えています。

加えて、クライアントと接する機会が増えたことでも『期待に応えたい』気持ちがさらに高まりました。この思いがクライアントとの関係を深め、マーケティング課題の解決に貢献できる力になると確信しています」

最後に、冨樫に今後やりたいことについて聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

「マネジメント職を目指して、20代のうちにできていないことをやり切ろうと考えています。一つ目は、フロントワーク。運用担当としてクライアント対応に当たっていますが、対クライアントのコミュニケーション力をもっと高めていきたい。

二つ目は、マネジメント。新人の育成は任せてもらえるようになりましたが、次のステップとして、何らかの形でチームを統括する立場に就きたいですね。例えば、小さなチームや社内推進プロジェクトで」

一点の曇りもない、冨樫の展望。自分の未来をはっきりと思い描き、真っすぐに向かっていく──こうした人材がいることが電通デジタルの強さの一つに違いない。

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Promoted by 電通デジタル | text by Satomi Fukushima | photographs by Shunichi Oda | edit by Masako Kihara(HIGHKICKS)

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