ツール・ド・フランス目指す「JCL TEAM UKYO」始動 今夏には欧州へ

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JCL TEAM UKYO

2023年は、僕がチェアマンを務めている自転車ロードレースのプロリーグ「ジャパンサイクルリーグ(JCL)」も3シーズン目に入り、日本国籍のチームとして史上初のツール・ド・フランス表彰台を目指す「JCL TEAM UKYO」が始動する大切な年になります。

年末年始も、UCI(国際自転車競技連合)などと実現すべき未来について話したり、一人で東京オリンピック・パラリンピックの時によく行っていた原っぱを再訪して、当時と同じように寝そべって、じっくり考え事をしたりして過ごしました。
東京2020当時と同様、原っぱで寝そべって考え事をし、富士山を見て帰宅(本人撮影)
東京2020当時と同様、原っぱで寝そべって考え事をし、富士山を見て帰宅(本人撮影)

2031年までに「ツール・ド・フランス」出場!

まずは、2025年のグランツール*出場を目指して、活動を始めます。*欧州で開催される自転車プロロードレースのうちジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャの3つのステージレースの総称

決して簡単な道ではなく、2025年というのは正直高すぎる目標と思われるかもしれません。でも必ず、2021年のJCL設立から「10年以内」に、自転車ロードレースの最高峰とも言われる「ツール・ド・フランス」への出場を実現したい。

川淵三郎さん(Jリーグ初代チェアマン)にはせっかちと言われていますが(笑)、サッカーに追いつけ追い越せで、Jリーグ設立から10年でW杯出場を果たしたよりも早く達成したいと思っています。

今年のJCL TEAM UKYOの目標はずばり「日本人選手が勝つ!」こと。ネイサン・アール選手など主力の外国人選手が勝利をとりにいくレースももちろんありますが、時には日本人選手にエースを任せ、とにかく勝負しにいってほしいのです。

やはりそれは「日本国籍のチーム」としてのチャレンジだからこそ。

実績のある外国人選手が日本人選手を育てていくチームづくりをしており、現にワールドチームでも走っていたネイサンという世界レベルの目標が身近にいるのだから、彼を目指して、超えていくような活躍を見せてほしい。

2022年シーズンは出場したアジア国際レースで度々優勝し、アジアランキングも2位で終了しました。なので今年全部勝つのは当たり前。日本人選手、若手選手が勝つレースをしていくことが必要です。
2022年シーズンにはTour of Japan個人総合優勝、Tour de 熊野個人総合優勝、Tour of Tailand 個人総合2位、Tour of Taiwan 個人総合優勝などを果たした
2022年シーズンにはTour of Japan個人総合優勝、Tour de 熊野個人総合優勝、Tour of Tailand 個人総合2位、Tour of Taiwan 個人総合優勝などを果たした
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写真=ジャパンサイクルリーグ 編集=宇藤智子

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