2021年11月に山梨の白樺湖と長野の八ヶ岳で事業を開始し、1年で7拠点50棟に拡大してきた。そして2023年に、伊豆や軽井沢、那須、さらには初の海エリアである千葉の一宮など、追加で100棟の着工を予定している。
現在の会員数は数百人。ウェイティングリストで利用を待つユーザーにもサービスが届き始める。
SANUファウンダーの本間貴裕氏は記者発表で、次のように想いを語った。
「セカンドホームって、つまりは自分の家を意味するんです。自分の家の庭にペットボトルが落ちていたら拾うだろうし、庭の木に元気がなくなったら、どうしたんだろと思うはず。でも、観光で1度しか行かないようだと、そういうことをスルーしてしまう気がします。
SANUの醍醐味は、やはり同じ自然に繰り返しいくこと。日本中にセカンドホームが広がれば、地球のことを自分ごととして考えられるようになっていく。そういう方向に向かっていきたいと思います。来年や再来年には、南は奄美や沖縄、北は北海道などに展開したいなと考えています」