ビジネス

2022.11.24 10:45

コロナ終息後は、リアル店舗での買い物を希望する人が約7割に

リリースベース(松村)

Getty Images

なんでもかんでもオンラインで購入できる時代ですが、コロナ終息後はリアル店舗で購入したいと思っている人が7割近くいることが、アドビの「Adobe Digital Survey消費者動向調査2022」でわかりました。



「店舗などにて現物を実際に見ながら買い物をしたい」と回答した人が55.3%、「スタッフなどと相談しながら買い物をしたい」が14%で合計69.3%。「オンライン上にて人と接することなく買い物を完結させたい」の24.8%を大きく上回っています。

ただ、店舗で商品を見ながら購入したい人も、SNSやWebで商品の情報を収集してからという人が6割前後おり、これは5年前の調査に比べても伸びています。



また、商品をどこで認知したかでは、Webで認知してWebで購入が、5年前に比べて7.9%伸びている一方、Webで認知して店舗購入は3.1%、店舗で認知してWebで購入は、わずか0.5%の伸びでした。このことからも、情報収集はWebという状況が見えてきます。


どんな情報を参考にしたかの問では、5年名前に比べてYouTubeなどの動画サイトが8.86%増、フリマアプリが8.78%増で、インスタやTwitterなどのSNSが5.38%増と続いています。一方、インターネット広告(PC)が4.45%減、折込チラシ広告が4.09%減となっており、広告の打ち方を見直す必要があるかもしれません。



多くの方がオンラインショッピングを経験しているため今回の結果は意外だと感じましたが、まだまだ店舗は重要な存在であるということなんですね。

文 = 飯島範久

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