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ビジネス

2022.11.25

高城剛×四角大輔 2028年以降の大変革時代を生き抜くサバイバル術

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長年日本に居を持たず、自律分散的な生き方を続ける高城剛氏(左) 四角大輔氏(右)

長年グローバルノマドとして活動してきた高城剛氏と四角大輔氏。2人が行き着いた先は、仕事、資産、家、ときには家族まで、とにかくすべてを軽くすること。その思想の裏にあるキーワードは「分散」だ。

「Web3、DAO、メタバース? そんなものは吹っ飛ばして、社会のOSが変わるんだよ」と、高城氏が主張する2028年以降の世界の大変革期。私たちはどのようにサバイブしていくべきなのか。高城が脚本・監督・撮影した映画『ガヨとカルマンテスの日々』の公開を前に、旧知の仲である二人が語り合った。


四角:今回の映画『ガヨとカルマンテスの日々』は、ぼくがずっと模索してきた「ポスト資本主義ワールド」のようで胸がざわつきました。まさに、高城さんがメルマガ「Future Report」で連載されている「あたらしい社会主義=民主社会主義」の世界観ですよね。

高城:フィクションだけど、未来のドキュメンタリーのように作りましたからね。日本ではあまり話されないのですが、2028年にアメリカが大きく変わるんですよ。ミレニアルズとZ世代が選挙の投票権で過半数以上を占める。その彼らの7割近くが社会主義を標榜してる。つまり、アメリカの社会OSが変わるんです。

だから、なぜいま「これからはWeb3だ、メタバースだ」と言ってるのか不思議なんです。そんなもの一つのサービス形態に過ぎません。

四角:お金を集めるための都合の良いキーワードというか、末期にある資本主義の延命装置というか。「民主社会主義」と言ったってお金は集まらないけど、Web3だ、メタバースだって言えば集まりますからね。アメリカ社会のOSが変われば、その影響下にある日本はもちろん、世界のOSが変わる。

高城:資本主義に限界が来てるのは多くの人が感じているでしょうし、あらゆるモノ、コト、サービスが過剰でオーバースペックです。わずか20年前には、東京の中心部のタワーマンションって、六本木ヒルズくらいしかなかった。

でも1997年にゼネコンがバックボーンの自民党が法改正してから各地で開発が本格化し、雨後の筍のようにできました。いま、日本の観光地や東京のタワーマンションを買っている7割は、外国資本だと考えられています。間に日本の業者が入ってるから、実態は正直わかりませんが。



四角
:日本は、不要な物まで買わせようとする「大量生産・大量消費×広告資本主義モンスター」のようになっていて、過剰な物とデジタル情報が、市民の生活と脳内を埋め尽くしている。ぼくは、その超ノイズ社会をなんとかしたいと思い、最新刊『超ミニマル主義』を上梓したんです。

同書では、超巨大テック企業が仕掛ける「脳ハッキング」に抵抗する方法を解説してます。無法地帯の日本に対し、ヨーロッパではGoogleが個人情報トラッキングの規制を受けたりと、プライバシー保護が強化されています。さらに、民営化された水道などのインフラ事業が再公営化されたり。これらはすべて民主社会主義的な動きだなと。
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文=国府田 淳 写真=小田駿一

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