経済・社会

2022.11.21 17:00

再出馬表明のトランプ、大口献金者たちが「離反」

ドナルド・トランプ前大統領(Getty Images)


そのほか、トランプとは数十年の付き合いがあり、2020年の大統領選では再選を目指すトランプのPACに10万ドルを寄付した米化粧品大手エステ・ローダーの後継者ロナルド・ローダーも、次の大統領選でトランプを支持するかどうか、明らかにしていない。
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ただ、ビリオネアのローダーの広報担当者はCNBCに対し、トランプへの献金は行わない考えであることを明らかにしている。

フォーブスの推計では、シュワルツマンとグリフィンの保有資産は、それぞれ292億ドル、320億ドル。また、マードック家とローダー家の資産は、170億ドル、45億ドルと推定している。

長女も「一定の距離」


トランプはマール・ア・ラーゴで行った演説で、ジョー・バイデン大統領の政策を激しく非難。自身が率いていたときには、「米国は最高の状態にあった」と主張した。
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だが、主要な共和党議員やトランプの盟友とされてきた人たちの多くは、トランプの立候補を支持していない。トランプの長女で夫のジャレッド・クシュナーとともに大統領補佐官を務めたイヴァンカも15日、「父の立候補には関わりを持たない」ことを明らかにしている。

イヴァンカはFoxニュースに対し、「父をとても愛していますが、今回は幼い子どもたちと、私たちの家族としてのプライベートな生活を優先することを選びます」「政治に関わるつもりはありません」と述べている。

forbes.com 原文

編集=木内涼子

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