彼女は、筆者のポッドキャストに参加し、現在の経済状況での賃金交渉や、成功のために身に付けるべき最善のツールや考え方について議論した。
現状での賃金交渉の必要性
自己弁護と給与の平等性はほぼ常に優先事項と考えられるべきで、女性や有色人種の人の場合はなおさらだ。しかし、インフレや生活費の高騰について考える場合はさらに重要性が増す。パルマーは、ここ数カ月のキャリアについて振り返る時間を作るよう促している。
自分の価値を知り貢献を認識する
インフレ以外にも、賃金の性差と人種差は多くの労働者にとってつらい現実だ。これは非常にいら立たしくやる気を奪うことになり得るが、パルマーは可能ならば誰かのせいにしないよう促している。人のせいにするのは簡単だが、そうすると力を奪われ、可能なことは何かについての考えが影響を受けるかもしれない。
「給与の性差は存在し、それは私たちのせいではない」とパルマー。「一方、誰かのせいにすることをやめ、自分のキャリアに望む変化や求める生活を手にするためにできることや、個人的に持てる責任はある」
(言い訳ではないが)企業のリーダーは他の優先事項で消耗していることがあまりに多く、全従業員の仕事での目標や給与目標を慎重に考えられないことを覚えておくのも同じくらい重要だ。難しいことだが、この現実は自己弁護の重要性を際立たせている。
パルマーは「上司があなたのために全てを正してくれることは期待できない」と述べ、「自分でキャリアのかじを取り、自分で制御するようにしなければならない」と主張した。
彼女は、多くの人がこのプロセスを怖がり、難しいと感じかねないことを認めつつ、自分の価値についてどう感じるかを深く分析することを勧めている。自分にどれくらい価値があると考えているかは、人が要求しようと思うことと相関する可能性が高いのだ。
パルマーは「一番難しいのは大抵、こうした交渉の裏にある実際の戦略ではない」と説明し、「難しいのは(恐れや、自分には価値がないと考える)障壁を克服することだ」と説明した。