ついに販売。最後のDB5「ゴールドフィンガー」ジェームズ・ボンド仕様


DB5 Goldfinger Continuationは、英国バッキンガムシャー州にあるアストンマーティンの世界的に有名なヘリテージ部門本部で、1台あたり約4500時間をかけて丁寧に製作されたという。

防弾シールド
防弾シールドを露出した状態

ギアノブのボタン
秘密の脱出ボタン

復刻にあたり同社ではオリジナルのDB5を徹底的に分解し、スキャンして正確な3Dデータを作成。後輪駆動のDB5には290psを発生する直列6気筒4.0リッターユニット、ZF製の5速MTギヤボックス、4輪ディスクブレーキ、細い鋼管を組み合わせたボディフレームに、アルミパネルの外皮を貼り合わせた“スーパーレッジェーラ工法”のボディに至るまで、すべてを完璧に再現した。

映画の中で使われたDB5のスタントカーは、加速性抜群のBMW M3の直6エンジンのおかげで、カーアクションのシーンの完成度は非常に高いし、迫力満点。



14日まで東京で購入希望者に公開された後、16日には韓国ソウルで別のプロモーションが行なわれる。アストンマーティンによると、この最後の1台はまだオーナーが見つかっていないそうだ。 買い手はいないのかな?

※記事公開時に車両の価格表記が間違っておりました。正しくは約5億円(訂正ずみ)となります。表記間違いをお詫びいたします。

国際モータージャーナリスト、ピーター・ライオンが語るクルマの話
「ライオンのひと吠え」 過去記事はこちら>>

文=ピーター ライオン

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