ビジネス

2022.11.20 12:30

クラウドファンディングを通じて生まれたインパクト15選


学生の生活を支える食堂へ時空を超えた「恩返し」


山食



1:4323万2000円 2:4109人

コロナ禍で経営難に陥った慶應義塾大学の食堂「山食」の存続のために、勤続67年の3代目代表・谷村忠雄がCAMPFIREでプロジェクトを実施。国内外の塾生や卒業生から支援金が殺到し、当初掲げていた目標金額500万円を一晩で達成。約1カ月半で4300万円を超える支援金が集まった。

高校生が地元・旭川の動物園をコロナ禍から救う


ASAHIYAMA ZOO SUPPORTING PROJECT




1:1126万6000円 2:1473人

北海道旭川市在住の2人の高校生から始まったプロジェクト。旭山動物園をコロナ禍から救うとともに、動物保全活動の継続を目標に掲げて2022年にCAMPFIREで実施。「高校生でも、確固たる思いがあればここまで輪を広げられることを証明できた」(プロジェクト代表の橋本龍弥・今津慶介)。

一斉休校に伴う「乳製品ロス」をクラウドファンディングが可視化


牧田寛子(牧成舎)



1:506万4860円 2:1373人

コロナ禍での一斉休校に伴い、給食に使う予定だった牛乳は行き場を失った。そんななか、岐阜県の乳製品製造・販売会社が緊急事態宣言発令の数日後からCAMPFIREで乳製品を割安に購入できるプロジェクトを実施。取り組みは全国ニュースでも報じられ、人々が酪農家の窮状を知るきっかけにもなった。

編集=瀬戸久美子

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