事業転換に成功した大都では、20代から30代の人材が主力。山田は、「私は3代目で、すでに組織があった状態。あとから組織を変える大変さを知っているからこそ、採用に力を入れている。採用のポイントは、まずはグッドパーソンという、一緒に仕事をしたいと思う人間であること。次にカルチャーフィット。優秀かどうかよりも、会社に合うか合わないかを意識している」と語る。
山田は、京都大学の企業説明会に出席した際のエピソードも披露。「名だたる企業のブースが並ぶなか、“社長が来ています。今日、会えます”というプラカードを掲げたら、説明会が学生でいっぱいになった。他企業の社長にはできないことであり、トップが採用に関わっていることをアピールできた」と、中小企業だからできる強みがあると力説した。
各経営者の話を聞いた村岡は、「組織運営ではどういった組織体制かではなく、社員とコミュニケーションが取れているかどうかという、ソフト面が重要」とコメント。「これまで接してきた中小企業は、経営者と社員が互いをよくわかっていないことも多かったが、今日は自社の人材に興味を持っていらっしゃる経営者ばかりで素晴らしいと感じた」と総括した。
今年のアワードは、明日開催!
「スモール・ジャイアンツ」は、規模が小さくても、ユニークなプロダクトやビジネスモデルなどで「ジャイアンツ級」の価値や影響力を作り出そうとしている企業を発掘するForbes JAPANの名物企画。
今年で6回目となる本アワードは、明日11月18日(金)の15時からオンラインで開催される。ファイナリスト7社が登壇し、熱いピッチを繰り広げる。ぜひ彼らの取り組みから、ビジネスのヒントやアイデアを感じてほしい。
オンライン開催|11/18(金)15:00〜
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