ビジネス

2022.11.16 17:00

イーロン・マスクの「クビ宣告」を受けたベテラン社員の怒りの声


誰も社内の人間を信用していない


フロンへーファーは、ツイッターに入社する前はマスクに対して強い意見を持っていなかったといい、自身を「様子見派」だと表現した。しかし、新体制になってからは、「下り坂になった」と彼は述べている。

「もう誰も社内の人間を信用していない。どうすればいいんだ? 社員は新経営陣を信用していない。従業員は新しい経営陣を信頼していない。どうしたらうまくいくんだ? だから、全ての物事が進んでいない。上司の許可がなければ、コードをマージすることも、電源を入れることもできないんだ」

サンディエゴに住む彼は、同社の近い将来について、特にトップリーダーの従業員に対する扱い方を考えると、「心配だ」と付け加えた。

マスクが会社に来る前は「人々はもっとオープンで、批判してもいいと感じていたが、今は明らかにそうではない」と彼は話している。フロンへーファーの解雇の前のツイッターのスレッドの別の部分で、マスクは15日の未明に「一晩中ツイッターのSF本社にいる。orgが修正されるまでここで仕事をしながら寝るつもりだ」と投稿していた。

広報部門を解散したツイッターは、フォーブスのコメント要請に応じなかった。マスク本人にメールでコメントを求めたが、返答はなかった。

読者の中にツイッターで働いている人は居ますか? 自分の仕事の将来が心配ですか? 筆者に連絡をください。Cyrus Farivar cfarivar@forbes.com またはSignalの341-758-0888に。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事