ロングテール向けのコンテンツ
「AIが威力を発揮するのは、これまで消費されてこなかったロングテール向けコンテンツの作成だと思う。人間が書く場合は、トピックに話題性がないと、そもそも記事を作ってもコストに見合わない。例えば、あなたが地元の街のトピックを記事にしようと思っても、20人程度しか興味を示さないのであれば、書いても意味がない」とCardinellは話す。
また、もう一つの利用法は、さほど話題性のないトピックに関する記事や投稿をオンデマンドで作成することだとCardinelは話す。人々がグーグルに入力する検索クエリの約25%は、これまで誰も検索したことがないものだという。
テクノロジーにとって重要なことは、今日何ができるかではなく、成長の度合いだ。成長のペースによって、将来の能力が決まるからだ。
「数年前、コンテンツを作成するAIと言うと、いかにも機械が書いたちんぷんかんぷんな文章を想像したものだ。実際、4歳の子供でももっと良いものが書けそうに思えた」とCardinellは言う。
今日のAIは、既にかなり素晴らしいコンテンツを作成することができるようになった。今後のさらなる進化が楽しみだ。
(forbes.com 原文)