Jeep(ジープ)のリース規約は、読むのに「たった」43分しかかからず、フォルクスワーゲンの巨大な書物の10倍近くも退屈させない、はるかに短いものであることがわかった。
さらに、自動車メーカーの法律文書は、多くの消費者が一度に読み解ける量よりも長いだけでなく、理解するのが困難なうんざりするような法律用語が多く含まれている。しかし、リースの利用規約がどんなに長くても、特に所有権や法的責任、解約、個人情報保護、消費者の権利に関しては、詳細まで読み込む努力をすることをこのウェブサイトは勧めている。
「利用規約は長く、無関係または不便に感じることもありますが、実際には非常に重要であり、企業の方針と自分の権利を認識するために十分に読む必要があります」と、Hippo Leasingの販売責任者レベッカ・マースデンは述べている。「もしそうしなければ、意図せずに個人情報を提供してしまう危険性がありますし、違反した場合には金銭的な罰則を受ける可能性さえあります」という。
Hippo Leasingの研究者が、世界的な自動車ブランド11社の英語版利用規約の文字数を数え始めたところ、結果は以下のようになった。
・Volkswagen(フォルクスワーゲン):7万6944語、読了まで9時間52分
・Ford(フォード):4万8545語、読了まで7時間06分
・Chevrolet(シボレー):3万9907語、読了まで5時間07分
・Audi(アウディ):3万7220語、読了まで4時間46分
・Toyota(トヨタ自動車) 3万6461語、読了まで4時間45分
・BMW:2万1604語、読了まで2時間46分
・Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ):1万9897語、読了まで2時間33分
・Tesla(テスラ):1万9381語、読了まで2時間29分
・Nissan(日産自動車):1万375語、読了まで1時間20分
・Honda(本田技研工業):9350語、読了まで1時間12分
・Jeep(ジープ):5599語、読了まで0時間43分
レポートの全文はこちらで確認できる。
(forbes.com 原文)