マネー

2022.11.15 13:00

【11月第2週資金調達まとめ】民間版の世界銀行を目指す五常・アンド・カンパニーが70億円調達


フェズ


調達額:18億円
調達先:電通グループ / 住友商事
備考:シリーズDラウンド ファーストクローズ / 電通プロモーションプラスと業務提携 / 住友商事と資本業務提携

小売業界向けの逆算型OMOプラットフォーム「Urumo OMO」などを提供するスタートアップ。

「Urumo OMO」は、約1億ID分のID-POSデータと連携し、購買情報や店頭データを管理・分析できるリテールデータプラットフォーム。

ドラッグストアチェーンを中心とした小売企業とパートナーシップを組んでおり、オンラインデータのみならず、オフラインの購買データや位置データ、店頭データを分析できる。“広告 × 販促 × 店頭”を連動させることで、消費者接点の全体最適化を図り、新規顧客への来店・購買促進や、既存顧客へのアップセルを実現する。

2022年11月には、シリーズDラウンドのファーストクローズにて、電通グループおよび住友商事を引受先とした第三者割当増資により、18億円の資金調達を実施。

また、リテールDXの推進を加速させるべく、電通プロモーションプラスと住友商事との業務提携契約も締結した。今後、事業拡大のための人材採用や育成、プロダクト開発の強化などに投資していく予定だ。

meleap


調達額:5億1000万円
調達先:CiP I投資事業有限責任組合 / QC Investment / WAKIプランニング / きらぼしキャピタル / インキュベイトファンド / ホリプロ・グループ・ホールディングス

ARを用いたテクノスポーツ「HADO」の提供及び運営を行うスタートアップ。

「HADO」はヘッドマウントディスプレイとアームセンサーを用いて、ITが融合した新しいスポーツ。

体を動かして技を発動させ、フィールドを自由に動き回り、味方と連携して楽しむことができるものになっている。

グローバルへの挑戦を積極的にしており、すでにスペイン、マレーシア、韓国、インドネシア、中国、シンガポールなどにも展開。

計23カ国で店舗事業を展開しており、海外の売り上げ比率が6割となっている。

急成長しているAR市場という背景もあり“KDDI ∞ LABO”に採択され、“ドコモディベロッパーアプリケーションコンテスト”でユニーク賞・EPSON賞、“ドコモDEVICE HACKATHON”で優勝、“Digital Hollywood Samurai Venture Summit”で優勝といった数々の受賞歴を持つ。

アメリカのロサンゼルスにも支社を立ち上げるなど今後も積極的に海外展開を行い、プロリーグの設立も目指す方針だ。

2022年11月には、QC Investment、インキュベイトファンド、ホリプロ、きらぼしキャピタル、Wakiプランニング、CiP I投資事業有限責任組合を引受先とした資金調達を実施し、5億1000万円を調達した。

今回調達した資金により、世界展開の拡大、タレントリーグのマーケティング、人材採用の強化を行っていく予定だ。
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文=STARTUP DB

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