心をむしばむような上司との付き合い方

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上司が職場での体験を左右することは秘密ではない。良い上司はあなたにさまざまな可能性を与え、キャリアの前進を助けてくれるが、心をむしばむような上司は毎朝ベッドから出たくない気持ちにさせる力を持つ。 

あなたが現在後者を経験している場合、正気を保ちつつ有害な上司に対処する7つの提案を試してみよう。

1. 上司の期待を見極める

有害な上司を相手にしている場合、何が期待されているかを知ることは難しいかもしれない。しかし対処法は2つある。1つ目は説明を求めることだ。上司と議論する時間を設定し、上司の優先事項を確認しよう。

特に大きな課題や、あなたがそれをどう緩和できるかを尋ねること。(特に遠隔勤務の場合は)相手が好むコミュニケーション方法をについて尋ねてもよい。 

上司と会話することが選択肢にない場合、あるいはこの選択肢を既に使い果たした場合は上司を観察しよう。上司がどのように他者と交流するかに注意を払い、自分が取った行動で上司の関心を引いたことを覚えておき、相手が最もストレスを抱えているときを見極めよう。

こうした視点で上司を調査することで、上司との最善の付き合い方について相手の言葉ではなく行動に基づいたより深い理解が得られる。

上司が何を期待しているかが既に分かっている場合は、自分がそれをどれくらい満たしているかを確認すること。改善すべき分野がある場合はこうした分野に気を配ろう。ただ、仕事でこうした期待を満たしていると確信できる場合は他の提案に従うのが最善だ。

2. フィードバックを吟味する

自分がきちんと仕事をこなして期待を満たしていると確信が持てたら、原因はあなたではなく上司にあると考えてよいだろう。

上司が上から目線、過剰に批判的、あるいは不安定な人であれば、他の人にもおそらく同じように振る舞っていることを認識しよう。そうすれば、他の同僚もあなたと同じような扱いを受けていることに気付くことさえあるかもしれない。

相手の行動を個人攻撃と捉えないようにすること。相手の発言をふるい分け、自分の仕事の改善につながるようなフィードバックは心に留めつつ、当てこすりや、あなたの仕事や業績に価値を加えないコメントは忘れよう。

また、別の人からフィードバックを求めることもできる。これが次のステップだ。 
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翻訳・編集=出田静

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