認証済みバッジをつけた「ロッキード・マーチン」の偽アカウントは、「人権侵害に関するさらなる調査が行われるまでの間」、サウジアラビアやイスラエル、米国との取引を停止するとツイートした。
玩具メーカー、「アメリカンガール」になりすましたアカウントは、同社の植民地時代の人形が「奴隷を所有していた」とツイートし、「嘘ではない」と付け加えた。
製薬大手の「イーライリリー」を騙るアカウントは、インスリンを無料で提供するとツイートし、別のパロディアカウントは、「私たちはいつでもこれを行うことができ、あなたがそれについてできることは何もない」という偽の謝罪文をツイートした。
「アメリカ・イスラエル公共問題委員会(AIPAC)」の偽アカウントは、「アパルトヘイトが大好きだ」とツイートした。また、バナナメーカーの「チキータ」を騙るアカウントは、「1954年以来、政府を転覆させたことはない」と投稿したが、これは、バナナの主要生産国であるグアテマラで米国が支援したクーデターのことを示唆しているようだ。
テスラのなりすましアカウント(@TeslaReal)は「速報:2台目のテスラが世界貿易センターに激突」と投稿した。任天堂を騙るアカウントは、マリオが中指を立てた画像をツイートした
ツイッターの認証アカウントは、以前は著名人や政治家、メディア向けのものだったが、マスクは先日、月額8ドルのサービスとしてTwitter Blueを立ち上げ、この仕組みがユーザーの競争を公平にすることを期待すると述べていた。
11日のTwitter Blueの登録停止に先立ち、マスクはパロディアカウントの名前には、「パロディ」という文言を入れて明確に識別可能にする必要があるという新ルールを打ち出した。
また、右派系コメンテーターのイアン・マイルズ・チェンが、利用規約に「悪意がある、または騙す意図があるアカウントは削除する」という条項を加えるべきだツイートしたのに対し、マスクは「その通り」とリプライした。
(forbes.com 原文)