3. 目標を明確にし、達成を模索する
キャリアを変える理由を特定し恐怖に向き合ったら、今度は最終目標を特定すること。このステップには内省とキャリアの探索がどちらも必要になる。自分の内側を見て、次のような問いを自問しよう。
・私の持って生まれた才能は何か
・こうした才能のうち、私が最も情熱を持っているものは何か
・具体的にどのような集団を最も助けたいか
・こうした集団のためどのような問題を解決したいか
・世界にどのような貢献をしたいか
それから今度は自分が追求したい役割について考え、こうした業界にいる人に連絡を取り始めよう毎日の仕事がどのようなものか、またどのようなスキルや経験、教育が必要かを直接突き止めること。
異なるキャリアを探る方法には次のようなものがある。
・読書
・ネットワーキング(人脈作り)イベントへの出席
・ポッドキャストやウェビナーを聞くこと
・ボランティア活動、パートタイムの仕事、シャドーイング、兼業
新しいキャリアに飛び込んでから思っていたものと違うことに気づくことは避けたいはずなので、この段階は非常に重要だ。
4. 差を埋める
自分のスキルや何が求められているかが分かったら、その差を埋める作業を開始しよう。学校に戻ったりオンライン講座を受講したり、認定を取得したりすることが選択肢だ。
働く人向けの講座を受講すれば、働きながらこれらを全て実現できることを覚えておこう。さらに、ブログやポッドキャスト、動画、他のネット上のリソースなど無料の情報源を活用すること。職業によっては、職業訓練をしてくれる会社さえ見つかるかもしれない。
5. 準備をする
この段階では、履歴書を更新し面接のスキルを磨く準備ができている。ネット上で提供されているあらゆる無料のリソースを活用するか、もしかしたらキャリアコーチを雇うことさえ考えるかもしれない。
生放送の動画作成や多くの人の前でのスピーチなど、新たに身に付けるべきスキルはあるだろうか? 何かを上達させる最善の方法は練習を重ねることだ。その特定のスキルにたけた人を見つけ、その人をまねること。やればやるほど楽になることを覚えておこう。
キャリア半ばでの方向転換はわくわくするものであると同時に恐ろしいことかもしれない。その価値はあるだろうか?
インディードの調査では、キャリアを変革した人の88%が転向後、さらに幸福だと回答している。そのため圧倒的多数が、その価値はあると答えている。惰性で嫌な仕事にとどまらないようにしよう。誰もが世界と共有すべき才能を持っていて、あなたの才能も例外ではない。
(forbes.com 原文)