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2022.11.12 11:45

インバウンドが回復傾向、10月の水際対策緩和が効果か

Getty Images

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コロナ禍に陥ってから、海外からの来日が規制され、あれほど盛り上がっていたインバウンド特需が激減してしまいました。すでに欧米諸国ではマスク着用の義務もなく、これまでの生活を取り戻しつつありますが、日本では10月にようやく水際対策が緩和された状態です。

そうした中、宿泊施設向けに多言語コミュニケーションツール「Kotozna In-room」を提供するKotoznaが、外国語利用者数の統計を調べたところ、水際対策緩和移行に平均37%増加していることがわかりました。



これは、個人旅行の解禁やビザ免除の再開により、インバウンドが徐々にではありますが、回復傾向にあるのではと推察できます。

言語別利用者の統計では、1位が英語で2位が中国語、3位が韓国語となり、アジア圏の復調はまだこれからのようですが、現在稀に見る円安となっているので、今後、爆買いツアーによるインバウンド特需が再び訪れるのではと期待できます。

ただ、コロナウイルス感染者数が増加傾向にあり、第8波が始まりつつあると予想されています。コロナ対策と経済を回すという難しい舵取りを、しっかり政府は取り組んでもらいたいものです。

文 = 飯島範久

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