3. 毎月結果を追跡する
財務面の進捗を把握し、目標を達成しつつあることを確認することが重要だ。そのためには毎月、財務計画に対応する結果を追跡すること。こうすれば、どこがうまく行っているかやどこを調整すべきかを見極めることができるだろう。
収入やコスト、コスト削減額、投資成績を確認すること。期待している成果が出ていないと分かっている場合は、予算や投資戦略を変えることをためらわないこと。
財務計画は、状況により更新が必要な生きた文書であることを覚えておこう。業績を定期的に監視することで、常に正しい道を歩んでいることを保証できる。
4. 資金繰りのシステムを持っておく
小規模事業主のあなたは、事業を続けるためには財務管理が必要だと理解している。財務管理の重要側面はキャッシュフローで、費用を払うため十分な金があるようにすることが大事だ。
キャッシュフローを管理する効果的な方法は、収入や費用を追跡・分類するシステムを確立することだ。これはどこに金がかかり、どこで節約する必要があるかを見極める役に立つ。
財務面を追跡できるソフトウエアプログラムはいくつかあるし、単にエクセルを使ってもよい。どのような方法を選ぶにしろ、現金管理のシステム構築は事業の財務的な健全性を維持する役に立ち、長期的に見て効果を上げるだろう。
事業に関しては利益が全てだ。健全な最終利益がなければ会社は生き残れない。事業主が財務情報をしっかり理解することが欠かせない理由もここにある。
事業主は収入と経費を追跡し、業績を評価し、戦略的決定を下すことで、会社が確実に最大限の利益を生んでいるようにすることができる。
(forbes.com 原文)