11月8日は「いいパートナーシップの日」ということで、家計簿アプリと連動してカップルで支出情報を共有できるVISAプリペイドカード「B/43(ビーヨンサン)ペアカード」を展開するスマートバンクは、全国の20代から60代の男女893人を対象に、情報共有がパートナーの関係に与える影響について実態調査を行った。
それによると、パートナーとの関係が良いと答えた人(87.4パーセント)のうち、何かしらの情報共有をしている人は約9割。関係が良くないと答えた人(12.6パーセント)のうち、情報共有をしている人たちは約6割に留まった。また、共有する情報は、仲良しカップルで平均2.7件。そうでないカップルは平均1.2件と半分以下だった。そうだろうと何となく想像はつくが、こうして実際に数字で示されると腑に落ちる。やっぱり隠し事はよくない。
また調査では、共有する情報の内容についても聞いているが、こちらからは面白い結果が見えてきた。どんな情報を共有しているかとの問では、上位がスケジュールと交友関係とお金のこと。共有の有無で2人の関係に影響を与える情報は何かとの問でもスケジュールとお金が上位に入るが、仲良しカップルとそうでないカップルとでいちばん差が開いたのが、「日々のお金の情報」と「総資産」。やっぱりお金だ。
誰がお金の管理をしているかという問では、2人でしている人たちは4割弱。どちらかに任せているというカップルは4割強だった。2人で管理しているのは20代がもっとも多く、年代があがるほど女性に任せる男性が増える。これもまた、周囲を見渡すにそうだろうなと想像できるが、実際に数字で証明されてしまった。
さらに若い世代は、多くが生理や排卵予定日の情報も共有しており、他の世代と比べて突出して高かった。若い人たちはお互いに多くのことを話し合い、力を合わせて、まさに「いいパートナーシップ」を築いているようで微笑ましい。ちなみに、60代のカップルで共有している情報の3位には、他の年代にはない「総資産」が入ってくる。なるほど、人生のファイナルカーテンが見えてくると、やっぱり財産が気になってくるのだろうね。