水野:NFTコンテンツを成功させるカギってどんなところなんでしょう。
草野:コンテンツとして新しいものや世界観をつくり上げる、というところに、何かもう一つ加わると強いのかなと。ギャルバースも国籍や性別を問わず、いろいろな人と対話していくうちに文脈ができました。
「ギャルって何?」「なんでアニメなの?」という問いかけに対して、日本のギャルマインドについて話したり、子どものころに「少女革命ウテナ」で見たような女の子たちが活躍するSFを作りたいんだと伝えたりするうちに肉付けされていったという実感があります。成功するコンテンツを目指すとしたら、やはり海外を含めいろいろな人からのフィードバックは必須だと思います。
水野:今後、草野さんはどんなことにチャレンジしていかれる予定ですか?
草野:ギャルバースについてはアニメ制作に着手する予定です。Zombie Zooは引き続き本人のペースで作品を作っているのでそれを発表したり、あとはMintoさんの助けも借りて、Sandbox上で「Zombie Zoo メタバース」的なものを作っていこうとしています。
Web3やNFTのいろんなプロジェクトを見ていて、本当にいろいろなやり方があるなと感じるし、まだまだ固まりきっていないところが面白いというか。日本でも、もっと多様な人に集まってもらって、盛り上がったらいいなと思っています。