しかし、採用担当者に同じ質問をすると、まったく異なる答えが返ってくる。
世界最大の履歴書作成サービスであるTopResume（トップレジュメ）が最近行った雇用主への調査によると、求職者はオンライン面接をする際に大きな間違いを犯していることがわかる。
また、この調査では、雇用者の3分の1（33％）がオンライン面接プロセスのみを提供しており、自社の面接はほとんど直接行われると回答したのは参加者の5社に1社（20％）だけであることから、オンライン面接を成功させることが最も重要であることがわかる。
TopResumeのキャリアエキスパートであると同時に、認定プロフェッショナルキャリアコーチ（CPCC）と認定プロフェッショナルレジュメライター（CPRW）も兼ねるアマンダ・オーガスティンは「オンライン面接は採用プロセスの一部として定着しつつありますが、多くの求職者がオンライン面接をマスターしておらず、それが求職活動を阻害しています」と語っている。
幸いなことに、不完全なWi-Fiとは異なり、これらの過ちは候補者が完全にコントロールできる範囲内で改善することができる。以下に紹介するのは、オンライン面接の失敗例トップ5を回避する方法だ。
1.アイコンタクトをとり、注意を払う
採用側から出される最も多い不満は、求職希望者が視線を避けたり、中空を見つめたりすることだ。アイコンタクトの欠如は、無関心または注意散漫であることを示唆しているため、デバイスのカメラに焦点を合わせるようにしよう。さらに、余分なタブを閉じ、通知を停止し、面接官から注意をそらすようなものを（携帯電話を含め）相手の視界から取り除こう。
2.スペースの整頓
注意散漫といえば、ビデオ通話アプリを開いて、背後にあるすべてのものが散らかっていない空間であるように保たれ、画面内のものがすべてきれいな状態であることを確認しよう。散らかった部屋に座ってオンライン面接を受けると、面接官が候補者や候補者が言いたい話よりも、積み重なった紙や汚れた洗濯物に目を向けてしまう可能性が高くなる。さらには、自分をどう見せるかを気にしていない、あるいは片付けをするほどには面接を受けている雇用主を評価していないというメッセージを送ることになる。
