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キャリア・教育

2022.11.04 16:45

短歌でマッチングする新感覚のサービスが短歌の街、日向市がスタート

プレスリリースより

短歌を詠んで気の合う相手と巡り会おうというサービスを、宮崎県日向市が開始した。性別、年齢、未既婚などは問わず、利用者はただ気持ちを込めた短歌を送るだけ。それに対して返歌が詠まれるとマッチング成立となる。

歌人、若山牧水が生まれ育った日向市は、高校生を対象にした短歌の大会「牧水・短歌甲子園」を開催するなど短歌の振興に努めているが、この秋は観光来訪キャンペーン「ヒュー!日向 ヒュー!短歌」の一環として、短歌を通じたマッチングサービス「ヒュー!日向 マッチング短歌」を期間限定で行っている。

特設サイトで短歌を入力すると、Twitterに「#マッチング短歌」のハッシュタグ付きで投稿される。これを見て気に入ってくれた人が返歌を詠むと、同じくTwitterに「#マッチング返歌」として投稿され、マッチングが成立する。ただそれだけ。恋人だけでなく、友だちやパートナーを探している人も応募できる。

マッチングが成立した組のうち、5組10名が日向市にある若山牧水の生家で開催される「マッチング短歌交流会」に招待され、初めてのご対面となる。交流会では、メディアでも人気の歌人、枡野浩一氏と天野慶氏がゲストに招かれ、短歌を詠んだり特産物の食事を楽しめたりする。また、マッチしなかった人から抽選で1名に、「傷心旅行」として日向市の宿泊券1泊分と往復航空券がプレゼントされるとのこと。

「ヒュー!日向 マッチング短歌」の応募期間は12月27日まで。交流会は2023年2月11日(土)が予定されている。

文 = 金井哲夫

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