キャリア・教育

2022.11.06 20:00

自分で変えられないものへの執着 克服のため考えること


環境


友人や同僚、場所、習慣、生活様式などの環境は、良くも悪くもあなたが気づいているよりはるかに大きな影響を与えている。誰にどのようにして時間を使い、関心を向けるかが重要だ。成長・進化により、かつては自分に適していたものもおそらく変わったはずだ。環境の一部を変えることなく大きな前進を遂げることはできない。

どういった人と付き合いどのような活動を行うかを意識的に考え、それがあなたの将来の役に立つかどうかを自問しよう。自分の目標達成を最も助けてくれる人やものを理解し、こうしたものや人に自分自身を合わせるときに本当の成長がもたらされる。

自分自身の思い込み


あなたの自己認識は、自分自身に言い聞かせ、頭の中で何度も繰り返すストーリーに根差している。キャリアで前進したければ、それが害をもたらすものではなく役に立つものにする必要がある。

自分は十分ではない、準備ができていない、ただの〇〇だ、まだ〇〇ではない、などネガティブな独り言で頭を満たせば、学習や成長が阻まれ、潜在性を発揮できなくなる。

その代わり、少しだけ思いやりを持って大切な友人を思いやるように自分を扱おう。言葉、特に自分に言い聞かせること(あるいは言わないこと)には力がある。自分のためにならないような言葉を自己肯定の言葉で置き換えることで、自分に限界を設ける考えを捨て、キャリアの進展の下準備ができる。

他者への自分の見せ方


明確さが欠けていることはキャリアで命取りになる。

確定申告をしてくれる人を探している場合、税金の専門家で公認会計士だという人と、税金処理の他に4つの一見関係なさそうな職業を載せている人のどちらに連絡を取るだろうか?

どっちつかずの状態は見込み客やパートナー、雇用主を混乱させ失うことになる。

あなたの才能を最大化し、最大限活用することに焦点を当てよう。物事を明確化すれば、全てのものがより楽になる。人はあなたやあなたが提供するもの、価値、差別化ポイント、あなたにできることを理解するのだ。

自分で制御できるものに焦点を当て、できないものは手放せば、より大きな力を感じ積極的にキャリアを構築できるだろう。

forbes.com 原文

翻訳・編集=出田静

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