Instagramはその投稿に「偽情報:第三者ファクトチェッカーのレビュー済み」のラベルを付与したが、Twitterは行っていない。カレンダーは、新型コロナmRNAワクチンは、ヒトの遺伝子をもはや人間とはいえないところまで改造すると主張している。では、何になったというのか?巨大なハリネズミ? 靴を履いたネコ? そうではなく、カレンダーはあなたが「homoborgenesis(ホモボージェネシス)」になったかもしれないので、もはや人間の権利を有していないと言い張っている。
えっ、何? バンド「ジェネシス」のメンバー? ずっと退屈なジェニー? ビョルン・ボルグのホーム? 違う。「ホモボージェネシス」とは何か、このツイートが説明してくれる。
スクリーンショット(Twitter)
「今後、世界主義者(グローバリスト)はワクチン接種者(VAXXINATED)を新しい種『ホモボージェネシス』とみなす」という。
インタビューでカレンダーは、ジーに「ホモボージェネシスは彼らがワクチンを受けた人々に名づけた新種です」と「彼ら」がなにかを説明することなく言った。さらに「今後、遺伝子操作された人々は、ホモ・サピエンスではなく、ホモボージェネシスと呼ばれます。それはNASAラングレー研究所の第5世代戦争に関する論文の最初、実際にはたぶん2ページ目に書かれています」と話した。もし読者が、しまったNASAラングレー研究所のその論文を見逃していたと雑誌CosmoやGQの最新号を買い忘れたかのように思っているなら、それはあなただけではない。実際、そんな論文があったかどうかも定かではない。なぜならカレンダーはどうすればその論文を見つけられるのか何も述べていないからだ。
カレンダーはさらに、あなたがmRNAワクチンの特許所有者の「家畜のような存在」になっているかもしれないと主張する。よってもし、あなたに今週末ヘーゼルナッツ・バターを体中に塗り付ける自由があるかどうか心配なら、今あなたを所有するとされている人に再確認したほうがいい。
インタビューの全篇を収めた動画はRed Voice Mediaのウェブサイトにある。動画の説明には「弁護士トッド・カレンダーが参加して、隔離収容所が市民を監禁するために使用されるのをやめさせ、バイデンのトランスヒューマニズムを推進する大統領令をやめさせ、人間の特許化を終わらせ、世界中の医療戒厳令システムから脱出するための標的戦略の必要性について議論します」と書かれている。