この検定では幅広い犬の知識が試される。簡単な例題として、「初めて会うお散歩中の犬との接し方で間違っているものはどれか」という問題が示されている。
1. 真正面から犬の目をそらわずに近づく、
2. 飼い主さんに触っても良いか、確認をしてから触る
3. 犬の目を見すぎないように近づく
4. 手をグーで差し出し、わんちゃんに確認をさせてあげて犬が不安な様子を見せなければゆっくりと下から触る
犬好きな人ならすぐにわかるだろう。答は1番。目を見つめると犬は不安になって怯えてしまうからだ。3月に実施される第1回検定は「犬にストレスを与えることなく一緒に暮らす知識を有し、犬とのより良い関係を築ける犬のパートナーレベル」という初級。だが出題範囲は、「犬の進化の歴史や生態、暮らし方、しつけ方から気持ちの理解、食育、介護、防災や住環境に関する基礎知識」と幅広い。試験時間は60分。四者選択方式で100問が出題される。おおむね70パーセント以上の正解で合格となる。
問題の監修は、農林水産省と環境省の認可を受け、トリマーや訓練指導員、動物取扱責任者のためのライセンス発行などを行っている協同組合ペット・サービスグループ(PSG)の理事である勝俣和悦氏が行っている。
第1回いぬ検定概要
公式サイト:https://www.kentei-uketsuke.com/dogtest/
開催日:2023年3月5日(日)
受験料:初級 5500円~
開催方式:オンライン検定
公式オンラインテキスト『いぬ検定公式オンラインBOOK』(税込2200円)は11月11日に発売となる。合格者には、いぬ検定合格認定証が渡されるが、有料で合格認定カードも発行してもらえる(税、送料込みで3000円を予定)。
12月26日までに申し込めば、抽選で1名に愛犬同伴で宿泊できるホテル「THE SCENE hamanamo(ザ・シーン浜名湖)」のペア宿泊券が贈られるということだ。