2. 手当たり次第応募する
同様に嫌がられる求職活動の行動は、手当たり次第応募することだ。求職者は、履歴書を手当たり次第送付することで会社の関心を引くことを期待している。多くの異なる求人広告に応募すれば1社は当たると考えるのだ。
しかしこれは逆効果だ。会社はこの手法をネガティブに捉えている。人事部はあなたが不誠実で、特定の仕事に関心を持っていないと感じるだろう。会社は、その企業で特定の役割に就きたいと心から思っている人を好むものだ。
3. 偉ぶった態度を取る
候補者が偉ぶった態度で上から目線の話し方をする場合、採用側は関心を失う。
なぜ就職活動をしているのかと聞かれた途端に上司や同僚を痛烈に批判したり、さまざまな誤った判断を指摘したり、内部の機密情報を教えたりすることは面接プロセスを中止すべきことを示している。
面接官は、あなたが「宿題」をこなし、少なくとも会社の理念や製品、面接で会う人やその他のデータを調べていることを期待している。ビデオ面接の場合、候補者がコンピューターの画面そばに貼った原稿を読んでいることやグーグルで答えを必死に探していることが明らかなら、面接はおしまいだ。
問題を避けるためすべきことは?
こうした落とし穴を避けるのは比較的簡単で、履歴書は本当に働きたい会社に提出すること。気取った態度で誰よりも優秀な人材のふりをする必要はない。履歴書を既に提出した後で人材あっせん業者に履歴書を送付させるとうまく行かないため、こうしたうそは慎もう。
常に礼儀正しく丁寧で、プロフェッショナルな態度を心掛ける。会社や仕事、その要件を深掘りして調べること。そうすればより自信を感じ、横柄な態度を取る必要はないはずだ。
偽らず、自分らしくしよう。企業には、偽りのうわべではなくあなたらしさを基準に採用してほしいはずだ。
(forbes.com 原文)