ビジネス

2022.11.01 13:00

ヴィーガンスニーカーの「LØCI」に、ディカプリオが出資


100%ヴィーガンを約束するLØCIは、そのままにしておけば陸や海に行きつく98万2000本超のプラスチックボトルの再利用を生産手法に積極的に組み込むと公言している。また、企業の社会的責任(CSR)に投資し、野生生物保護に注力するSEEタートルズなどの組織と、利益を分けあっている。同社がめざすのは、自社の価値観に従って活動していると証明することだ。

ディカプリオは、LØCIの能動的な出資者であることへの誇りを強調している。「LØCIは、環境への影響を最小限に抑えることに力を注いでおり、クルエルティ・フリーな(「動物を傷つけない」)倫理的なフットウェアの生産を軸とするブランドです。その出資者であることを誇りに思っています」

LØCIのようなブランドに対する関心とその成長は、ファッション業界が良い変化を受け入れようとしているという、大変革の兆しなのだろうか? エリボCEOはそう考えているようだ。その証拠にLØCIは、ファッション分野の他のバーティカル市場にも投資するつもりであることを発表している。

「LØCIの根幹にあるのは、当社のミッションを信じ、当社と同じように世界を見ている人たちとの連携です。それは常に、フットウェアにとどまりません。当社は、世の中を良くするために存在しています。当社の旅路にレオ(ディカプリオ)を迎えられたことをうれしく思っています」

forbes.com 原文

翻訳=梅田智世/ガリレオ

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