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ビジネス

2022.10.28

苦境鮮明のザッカーバーグ、2年間で1000億ドルの資産喪失

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マーク・ザッカーバーグ(Getty Images)

フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグの保有資産は、同プラットフォームの親会社のメタが悲惨な四半期決算を発表した翌日に株価が急落したことで、10月27日に110億ドル減少して360億ドル(約5兆2600億円)になった。

メタの株価は27日に25%下落して97.94ドルをつけ、2016年12月以来の安値になった。26日遅くに発表された第3四半期の決算報告で、フェイスブックの純利益は52%減少し、売上高は前年同期比4%減となり、アナリストの予想を大きく下回った。さらに、次の事業の柱としているメタバース部門は今年9月30日までに94億ドルもの損失を出し、惨めに失敗していることが示された。

ザッカーバーグは26日、米国株式市場が閉まった後の決算説明会でこう述べた。「多くの人がこの投資に反対するかもしれないことは分かっている。しかし、私が言えるのは、この分野は非常に重要なものになるということで、ここに注力しないのは間違いだと思う」

ザッカーバーグはフォーブスのリアルタイム・ビリオネアランキングで、26日の市場終了時点で世界25位の富豪だったが、株価の下落を受けて27日に29位に転落した。

ザッカーバーグにとって、今年はいい年ではなかった。メタの株価はパンデミック時に高騰して2021年9月7日に最高値をつけ、彼の保有資産1364億ドルに跳ね上がっていた。しかし、それ以来、メタの株価は74%暴落し、ザッカーバーグはピーク時の資産のほぼ4分の3に当たる1000億ドルを失った。

メタは収益の大部分を占める広告事業でもTikTokとの激しい競争に直面しており、差し迫った景気後退への懸念から広告主の撤退が始まっている。さらに、昨年アップルが行ったプライバシーポリシーの変更により、アプリ間でユーザーを追跡することが難しくなり、広告収入が減少していることも、同社の苦境に拍車をかけている。

forbes.com 原文

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編集=上田裕資

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