META CAMELOTは、現実に渋谷で営業しているCLUB CAMELOTのデジタルツインということで、基本的にまったく同じ作りに再現されている。ナイトクラブを完全にデジタルツイン化して営業するのは、世界で初めてとのこと。入場者はそこでアバターとなって、実際のクラブと同じように人気DJのプレイで踊ったり会話を楽しんだりできるのだが、メタバースならではの仕掛けとして、重力を操作したりアバターのサイズを変えたりと、現実では不可能な動きが体験できる。
おもに80年代のファミコン、MSX、PCゲームを復刻して現代のプラットフォームで遊べる形で提供しているD4エンタープライズは、このMETA CAMELOTをレトロゲームの拠点にしようと考えているようだ。具体的にどのような展開になるかはまだわからないが、「レトロゲームビジネスの新たなカタチを構築」するとD4エンタープライズは話している。
最先端のメタバースと懐かしのゲームがどう融合するのか、クラブには無縁の20世紀ゲーマーおじさんも、若者アバターになって、こっそり覗いてみたくなる。